2014年1月4日土曜日

ターミネーター(1984)

一時FC2動画にハマっておりタダで見れないかと検索していたところ、一部のFC2動画を制限無しで見る方法として、FC2ブログを作り、そこに貼り付けるという抜け道があることを発見した。自分でもブログを立ち上げて貼り付けてみたところ、うまくいった。しかし何か本文を書かないとブログごと削除されるのではないかと思い、なぜかガチの映画感想文をいくつか書いた。しかし基本的にそこに貼られた動画は自分の性的嗜好が剥き出しになったものであり、知人どころかTSUTAYAの店員でさえも引くラインナップばかりだったので、そのサイトを他人に見せたりすることはできなかった。だからコピペしてこっちに貼ってこうと思う。

ターミネーター(1984)
バットマンビギンズ(2005)の2作目であるダークナイト(2008)が誕生するまで、「2が1を超えている唯一のシリーズもの」であったターミネーター。あまりに面白すぎる2の存在に隠れているが、改めて見直すと1の脚本の面白さに驚くはずだ。
<イイモノ>カイルが、<ワルモノ>ターミネーターと、<宝物>サラ・コナーを取り合う単純な話だが、それぞれに時空を超えた背景がある。
イイモノが一番影が薄く、ただのストーリーテラーになっており、ワルモノに皆が共感してしまう、そして宝物であるサラ・コナー自身も主人公に見える(連ドラであるサラ・コナー・クロニクルズ(2009)は、めずらしくフジが23時台に放送した)。その主人公不在なあたりも、新バットマンと似ている。
「皮膚剥がれかけのターミネーターに対するエキストラのリアクション」を基本とする笑いも効果的であり、裸でしかタイムスリップできないという、無意味なカセも、武器が原始的である説得力とキャラ紹介を持って、描かれる。笑いどころでは、サラの同居人の彼氏が、同居人に電話Hをしようとするがサラが出てしまう、サラは電話Hをわざと放置して恥をかかせた後、同居人に替わる。そして同居人に当然のように同じ文言で電話Hを始める。というのが子供心にやけに印象に残った(80年代という時代柄、サラ・コナーの髪型は切なくなるが)。
エイリアン2(1986)で無駄に磨きがかかる、死んだと思ったら死んでない敵のしつこさ同様、ジェームズ・キャメロン監督もアバター(2009)でタイタニック(1997)以来12年ぶりに復活した。「I`ll be back」と、無駄に掛けてしまったが、キャメロンはプライベートが忙しかったのだ。ゼロ・ダーク・サーティ(2012)のキャスリン・ビグロー監督が、キャメロンの昔の嫁として有名だが、サラ・コナーとも結婚していた。現在はユージュアル・サスペクツ(1995)で主人公に裏切られる恋人役を演じたスージー・エイミスと結婚している。



0 件のコメント: