2014年1月1日水曜日

再開

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前に、専門学校2年の19歳、2005年からブログを書いていて、最後の日記を見ると2007年だが、内容を見ると2009年11月のことで、更に震災ネタが入っていたので、それを書いたのは2011年のようだ。なぜそんなややこしいことになっているのか、そしてなぜ夏冬オリンピックを外した2年ごとなのか。前回はファミレスの面接を受けたところまで書いていた。そのファミレスは、受かった。今まで外食産業というものは、あ、もう2009年に戻ってます。外食は忙しいという噂は耳に入っていたので、主要駅から離れた駅の、全然駅前じゃない、立地にこだわった情強のバイト選びができた。出勤したところ軽い戦争だった。
こんだけ忙しきゃ誰でも受かるわ、というせわしなさだった。注文と、持ってくのと、片付けだけだけど、その間の空白の無さすごい。それ以外には、使用済みの鉄板を集めた箱をシンクまで持って行く男子専用雑務。これの重さで、生涯初めて腰を持っていかれた。そして、女子の多い職場を生涯初めて経験した。ブスも美人な人も、全然話しかけてきてくんない。男と違って距離感がある、というか距離という概念で測れない、無限なる宇宙。否、ブスが一人色々と教えてくれた。そしてそのブスに話しかけすぎて、ちょっと惚れないでよ的な空気を出された。
ホールだったから、男は俺以外には一人。その人は唯一の味方だと思っていたが、何かと上司にチクられたりして、早々に四面楚歌だった。
年下も多かった。
「伴」という名前の女子高生か女子大生が居たのだが(バンと読む。絆ではない。震災ベビーではない)、「伴さんって、ドゥーアズインフィニティーの伴ちゃんと同じ名前?」って聞いてみたら「ドゥーアズインフィニティーって何ですか?」って言われて、世代間のギャップを感じた、と、元同級生に話したんだが、それは自分の妄想だったことにあとから気付いた。実際は、「伴さんって、ドゥーアズインフィニティーの伴ちゃんと同じ名前?」って聞いたら無視された。ギャップどころじゃない。自分でも、何が起きたかわからなかった。結果「その人知らないというリアクション」として処理していたのだった。自分はステルス迷彩を着ていたのだろうか、透明人間の慎吾くんだったのだろうか、否、民衆には見えぬ神だったのだろうか?
何日か勤務したあと、嘘の撮影が入った電話をして、辞めた。大げさなリアクションで驚かれた。やはり神だったのかもしれない。シフトが足らなかったのかもしれない。そのリアクションに伴い、電話の奥で笑い声が聞こえたのがせめてもの救いだった。だってこれは、誰もがいつか越える坂道だから、、、

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